エムトレGolf活用日誌(M-Tracer) 50代のゴルフスタイル

エムトレGolf活用日誌(M-Tracer) 50代のゴルフスタイル

こんな方向けの記事です

  • 40~50代男性
  • ゴルフの上達を目指したい
  • 飛距離を伸ばしたい

プロフィール

50代男性像
  • 職業:会社員
  • お住まい:関東
  • 年齢:50歳
  • ゴルフ歴:15年
  • 平均スコア:92(2021年)
  • 年間ラウンド数:15回(2021年実績)
  • 月平均練習場利用回数:4~6回/月
  • ゴルフを始めたきっかけ:会社のゴルフコンペへの参加
  • その他:数少ないレフティー

10年間、何も変わらない下手な状態

私は、15年前に会社の先輩に誘われてゴルフを始めたいわゆる古いタイプのゴルファーだと思います。はじめは、先輩と練習場に連れて行ってもらい、色々な人から色々なアドバイスをもらって、何が何だかわからなくなっていってしまうようなゴルフ人生を送ってきました。

初めてのラウンドの時のスコアは忘れもしない!169をたたき、その後の10年ぐらいは、105~120ぐらいのスコアをうろついていました。

それでもラウンドに行くと、本当にたまに出るゴルフ場のキレイな景色に溶け込むきれいなナイスショットに心奪われ、またゴルフに行きたくなるモチベーションをもらっていました。

そのころのドライバーの平均飛距離は、180ヤードから200ヤード。球筋は右にも左にも出るまとまりのないタイプでした。

ラウンドしているときには、「練習しないとなあ!」と思いながらも、ラウンド終了後の仲間との飲み会で、その意欲もお酒とともに終了。

他人にスイングを見られると恥ずかしい思いもあり、レッスンスクールに通う勇気もなく、自己流の壁にぶち当たりながらも自分を正当化していたのを思い出します。


昔の友人の劇的なレベルアップがきっかけ

ある時、久しぶりに昔お付き合いのあった友人と駅でばったり!

意気投合して、ゴルフに行こうということになり、一緒にラウンドに行きました。
昔も一緒にラウンドに行ったことがあったので、それなりに彼のゴルフは知っていたつもりでした。

しかし・・・

音が違う! 球の勢いが違う! オリンピックもぼろ負け。あの頃の面影はよい意味で全くありませんでした。

何があったのか聞くと「プライベートレッスンに通った」とのこと。半年通ったといわれて、「こんなにも変わるものなのか」と本当に自分のこの10年間の無駄な時間に嘆きました。

そしていつもなら、萎えてしまうモチベーションも消えることがなくずっと考えている自分がいました。悔しかったんでしょうね。

かといって、自分にプライベートレッスンに通える時間もお金もありません。何とかしなければとWebでいろいろ調べていた時にM-Tracerを見つけました。なんか面白そう。何かと何かが紐づいた瞬間でした。

迷わずamazonの購入ボタンを押しました。


M-Tracerを使ってみた感触は上々、今ではデータを貯めるのが目的みたいになっています

私はずっと理系でしたので、スイングの分析というのには興味がありました。

実際にスイングを計測してみるとすごく面白いです。いろいろな計測指標が瞬時に表示されて、スイングの軌道もいろんな方向から確認できます。

スイング軌道画面


使っていくと、初めはすごく心を折られます。

何をやってもスイングは早々変わりませんし、ばらつきも大きい。何をしても何も変わらない代り映えのしないデータの羅列が並びます。

しかし、3カ月ぐらい測り続けていると、少し変化が出てきます。

その時の調子が分かるというか、前の時と違うということが、データでも見てわかるようになってきます。いつの間にか、練習するというより、データを貯めることが目的のようになってきています。

練習場に行けるのはせいぜい1週間に1回から2回なので、データを測るまでのルーティンを決めています。M-Tracerは7番アイアンとドライバーにアタッチメントを付けてあります。

M-Tracerで測るドライバーとアイアン

はじめは、アプローチの練習を30~40球ぐらいやってから、7番アイアンのスイングデータをすべて取り、ロングアイアン、ユーティリティーやウッド系の練習の後、ドライバーでやはりスイングデータを計測します。

そうすると、その日の調子というか、感触と、データとの感覚がうまくマッチするというか、その日のメニューを考える材料になっています。


M-Tracerで計測される値で気にしている指標は、ナチュラルアンコック(NU)とナチュラルリリースタイミング(NRT)

私が常にチェックしている指標は、当然ヘッドスピードとかもありますが、スイング軌道を上から確認することはよくやっています。

やっぱり、ビデオとかでは見ることのできない角度からチェックするというのは新鮮ですし、アドレスのスタンスであったり、バックスイングの上げ方などがよくわかると思っています。



M-Tracer独自の指標 NU・NRT

指標で一番気にしているのは、ナチュラルアンコック(NU)、ナチュラルリリースタイミング(NRT)の値です。

マニアックな値で、ほかの計測器では見られない値で、意味を理解するまでに時間がかかりましたが、理解できれば、なるほどと思えた指標です。

この年齢になると、トレーニングで筋力アップとかは無理です。かといって、飛距離アップは狙いたい!
そうなると、今の自分のチカラを効率的に使い、最大限にヘッドにちからを伝えることが重要ということになります。

そのスイングの効率を示したものがNU・NRTという値だと理解しています。NUは効率度合、NRTは効率よく伝えるためのリリースのタイミングと理解していて、この数字が高ければ高いほど、良いのだと思っています。

エムトレを使い始めたころのNU・NRTの値は、「8.0%」・「20%」という値でした。基準値が25%以上ということなので、NUの値が低すぎる。

つまりは、効率的なスイングができていないということになりますね。

今は、NUの値が「28%」ぐらいまで上がっています。実はこの値が上がりだしてから、球数が多くなっても疲れや筋肉痛がなくなりましたし、それでもヘッドスピード3.0m/sぐらいがあがり、不思議なことに、出玉もまとまるようになってきました。


■ エムトレGolfとYoutube動画の活用

M-Tracerには、スイング診断や、レッスン動画などもあり、参考にはしていますが、自分のスイングの傾向が分かってくると、やっぱりいろいろ物足りなくなってきます。

私は、現在Youtubeで配信されているレッスンプロの方の動画をいろいろ見ながら、参考にさせていただいています。

いろいろなレッスン動画があり、当然自分の好き嫌いもありますので、なかなか自分に合う動画を見つけるのは難しいですが、エムトレGolfで自分のスイングの課題が分かっているので、その課題に合うレッスン動画を探すのが非常に楽しみです。


■ 今私が非常に参考にさせていただいている動画

●菅原大地プロの「DaichiゴルフTV」
●てらゆーさんの「Tera-You Golf」
●新井淳プロの「スコアパーソナルゴルフ」

共通するのは、「効率最大化」で、これらの動画からヒントをもらいながら、日々練習しています。

ゴルフは、本当に年齢関係なく楽しめるスポーツの一つだと思います。

エムトレGolfで練習の頻度は確実に上がっていますし、ラウンドも楽しくなっていて、前よりもはまっている自分に、たまにびっくりします。

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